blogって何なんでしょ?

Write : MY・Ca

blogと聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。

多分、回答として一番多いのは「Web上で日記を書くツール」というものではないでしょうか。この回答、間違っていると言うと言い過ぎですが、正解とも言えないのです。

そもそも、blogはWeb上にさまざまな文章を日記風に並べることができるツールであって、日記だけを書くためのツールではないのです。

blogの内容は特定のニュースに対する所感であったり、とある商品の批評であったり、新作映画のレビューであったり、とっさに浮かんだアイディアを書き留めるメモであったりするでしょう。そもそも、blogではその文章の内容がどういう種類のものであるかは問題ではないのです。blogの本質は、それぞれカテゴリ分けされる記事、コメント機能、トラックバックでの記事生成による各個blog間の結びつき、複数人数でひとつのblogを運用することもできる、などといった機能面が焦点になっているのです。

ちなみに、blogという表記ですが、これを『ブログ』と書くのは誤りであるという主張があります。原理主義的な人に言わせればこの違いは大きなものなのです。(つまり、BLOGやBlogなどもNGですね)語源がWeb+log=Weblogで、そこからblogという単語が出てきたので、勝手に小文字を大文字にしたりカタカナに変更するな、ということでしょう。この主張は、qmailのススメの余談で、ソフトウェア開発者は細かい表記にうるさい、という書き方で触れられていますね。

意外な事実かもしれませんが、blogの記事投稿数で見たときに、日本語の記事の割合が1位 (*1) だったりもします。(1位 日本語(37%)、2位 英語(36%)、3位 中国語(8%)、etc……)もっとも、blog自体の数ではなく、blogの記事数を追跡した結果ですので、そこはご注意を。スパムトラックバックなどの氾濫もあることですし、一概に日本が一大メジャーであるとは言えないような気もします。(スパムトラックバックでは、日本語のものが一番多いのです)

さて、これだけ利用者も増えているblogという形態ですが、企業向けの簡易CMSとして運用されていることも意外と多いです。

その利点は、

  1. 価格が安価
  2. 特別な技術は必要ない
などが主に挙げられると思います。

大手企業が大金をかけて自社のWebコンテンツを整備するように、中小企業が自社のWebコンテンツを整備するのは、様々なリソースの限界から無理があります。そのため、このように安価で導入がしやすいサービスに人気が集まるのでしょう。

「今頃blog?」って思われているかもしれませんが、触れてみたものの、意外と活用されずに腐っているのも事実です。工夫次第でいろいろできるblogツールを、単に日記帳代わりにしてしまってはもったいないですから、いろんなことをやってみるのも面白いと思いますよ。

出典

*1 : 日本語の記事の割合が1位
The State of the Live Web, April 2007より
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